聖ニコラス教会(Prins Hendrikkade 73)は、アムステルダム中央駅の正面に建つ大きなカトリック教会で、駅を出るとすぐに2つの塔とドームが目に入ります。アドリアヌス・ブライスの設計で1884年から1887年にかけて建てられ、1887年2月7日に献堂されました。船乗りと町の守護聖人である聖ニコラスに捧げられています。2012年に小バジリカとなり、2025年にはハールレム=アムステルダム教区の共同司教座聖堂(コ・カテドラル)になりました。 入場は無料で、月曜から土曜の12時15分〜15時30分に見学できます。日曜はミサの時間にしか開きません。身廊、彩色された内陣、オルガンを見るなら、20〜30分が目安です。
見どころ

ドームと2つの塔
2つの塔を持つファサードの奥には、交差部の上58メートルの高さに、ランタンを戴く八角形の大きなドームがそびえています。ネオ・バロックとネオ・ルネサンスが混ざった様式で、すぐ近くのスヘライエルストーレン(Schreierstoren)とともに、駅前の岸辺から最もよく撮影されるシルエットのひとつです。

身廊と彩色された内陣
3廊式の十字形をした内部は、ヤン・ダンセルマンによる絵画と十字架の道行で覆われ、キリスト、四福音書記者、聖人たちの彫刻はエミール・ファン・デン・ボッシェの作です。主祭壇の上には、皇帝マクシミリアン1世の王冠があります。この王冠は、町の紋章や建物にも見られる象徴です。

ザウアーのオルガン
入口の上、バラ窓の下にあるこのオルガンは、1889年にドイツのオルガン製作者ヴィルヘルム・ザウアーが造ったもので、3段の鍵盤と40のストップを備えています。1999年から2002年にかけて修復され、日曜の歌ミサで演奏されます。
聖ニコラスとアムステルダム
この町の守護聖人は、オランダで12月5日の夜に「シンタクラース(Sinterklaas)」として祝われる聖人でもあります。2021年12月から、エグモント修道院から贈られた聖ニコラスの聖遺物が教会に安置されています。2012年に教皇庁がバジリカの称号を授けたのは、この信仰と「アムステルダムの奇跡」への崇敬によるものです。
共同司教座聖堂
アムステルダム建都750年にあたり、教皇フランシスコはこの教会を、ハールレムの聖バーフ大聖堂と並ぶ共同司教座聖堂に格上げしました。司教座は2025年3月8日にここへ移されました。
ミサのご案内
日曜は10時30分にオランダ語の大ミサ(聖歌隊付き)、13時にスペイン語のミサ、17時にグレゴリオ聖歌の晩課があります(7月・8月を除く)。月曜から土曜は12時30分にミサがあり(火曜は英語、金曜はスペイン語)、土曜は17時にコーラル・イーブンソングがあります(7月・8月を除く)。
実用情報
ワンポイントアドバイス
12時15分〜12時30分か、13時15分以降に訪れてください。12時30分から13時ごろまではミサが行われ、堂内を歩き回らないようお願いされます。見学用のリーフレットはオランダ語、英語、スペイン語であります。入場は無料で、寄付は歓迎されます。外観をいちばんきれいに撮るには、水を隔てた駅前広場から眺めてください。開館時間は2026年10月に確認したものです。
アクセス
Prins Hendrikkade 73, 1012 AD Amsterdam。アムステルダム中央駅の正面で、歩いて約3分です(市街側の出口を出て、水辺に沿って左へ)。 地下鉄51・52・53・54番線のセントラール駅(Centraal Station)下車、またはステーションスプレイン(Stationsplein)に停まるすべてのトラムをご利用ください。
営業時間
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