出発前に:予約しておきたい見学

2つの見学は数週間前からの準備が必要です。ほかは数日前までに予約すれば間に合います。

  • アンネ・フランクの家:チケットはオンライン販売のみで、現地では買えません。毎週火曜の10時に、6週間後の1日分の全枠が発売され、ハイシーズンの枠は早く埋まります。料金は大人16.50ユーロ、10〜17歳は7ユーロ、10歳未満は1ユーロです(予約手数料1ユーロを含みます)。チケットの変更・払い戻しはできません。
  • 国立美術館(ライクスミュージアム):大人25ユーロ、18歳未満は無料です。ミュージアムカード所有者を含め、すべての来館者が入館時間を予約する必要があります。
  • ファン・ゴッホ美術館:大人25ユーロ、18歳未満は無料です。チケットは日付と入館時間が決まっており、枠ごとの定員があります。日程が決まったらすぐに予約してください。

コレクションや時間枠の詳細は、アンネ・フランクの家、国立美術館、ファン・ゴッホ美術館の各ページをご覧ください。

3日間のスケジュール一覧

日 午前 午後 夜
1日目 ダム広場、ベギンホフ 九つの小道、アンネ・フランクの家 ヨルダーンで夕食と散歩
2日目 国立美術館 ファン・ゴッホ美術館、フォンデル公園 デ・パイプ、アルベルト・カイプ市場(17時前)
3日目 ノールト行きフェリー、A'DAMタワーまたはザーンセ・スカンスへの小旅行 ユダヤ人地区(ユダヤ歴史博物館、ポルトガル系シナゴーグ) NDSMまたはIJ川沿い

アンネ・フランクの家は、チケットの時間に合わせて回る時間帯を調整してください。毎日9時から22時まで開いているので、1日の終わりに回すこともできます。

1日目:旧市街と運河

午前:ダム広場からベギンホフへ

中庭の芝生を囲むベギンホフの家々

まずは、アムステルダム中央駅から歩いて10分ほどのダム広場から始めます。広場に面して王宮と新教会があります。美術館に体力を残したいなら、外から見るだけで十分です。次にカルファー通りを南へ下り、ベギンホフへ向かいます。かつてベギン会の女性たちが暮らした、古い家々に囲まれた閉じた中庭です。入場は無料で、ゲデンプテ・ベヒネンスロート側の門から、毎日9時30分から18時まで入れます。今も住人が暮らしているため、静かに見学することが求められ、ガイド付きのグループは入れません。

午後:九つの小道とアンネ・フランクの家

ジンゲル運河沿いに西へ進み、九つの小道(デ・ネーヘン・ストラートイェス)へ向かいます。ジンゲル運河とプリンセン運河の間で、大きな運河同士をつなぐ9本の小さな通りです。個性的なブティック、古着店、カフェが並んでいて、昼食にもちょうどよい場所です。そのあとプリンセン運河沿いを北上し、ウェスターマルクト20番地にあるアンネ・フランクの家へ向かいます。フランク一家が1942年から1944年まで隠れ住んだ「隠れ家」の見学には、1時間ほどかかります。チケットに印字された時刻は厳守されるので、予約枠の数分前には着いておきましょう。

夜:ヨルダーン

ヨルダーンは、プリンセン運河を渡った向こう側から始まります。かつての労働者の街で、今は市内でも特に人気のエリアの一つです。ブルームフラハト運河やエヘランティールスフラハト運河、その周りの路地を歩くと、「茶色いカフェ」や中庭が見つかります。おすすめの店や散策ルートは、ヨルダーン地区のガイドで詳しく紹介しています。

2日目:美術館、フォンデル公園、デ・パイプ

午前:国立美術館

ミュージアム広場の芝生から見た国立美術館

トラムでミュージアム広場へ向かいます(中心部から2番線か12番線に乗り、ライクスミュージアム駅かファン・バーレルストラート駅で降ります)。国立美術館(ミュゼウム通り1番地)は毎日9時から17時まで開館しています。開館時間の枠を取り、団体客が来る前に、まず栄誉の間へ向かいましょう。レンブラントの『夜警』やフェルメールの作品があります。17世紀の主要な展示室は、2〜3時間あれば見られます。

午後:ファン・ゴッホ美術館とフォンデル公園

ミュージアム広場周辺で昼食をとったあと、芝生を横切ってファン・ゴッホ美術館(ミュージアム広場6番地)へ向かいます。2026年10月現在、毎日9時から18時まで開館しており、金曜は21時までです。最終入館は閉館の30分前です。コレクションを年代順に見るなら、2時間ほどかかります。出たら、歩いて5分ほどのフォンデル公園へ。池、広い芝生、自転車道があり、入場は自由です。

夜:デ・パイプ

ミュージアム広場の東にあるデ・パイプは、テラス席と各国料理の街です。アルベルト・カイプ市場は月曜から土曜の9時30分から17時まで営業しており(日曜は休み)、温かいストロープワッフルやニシンを味わいたいなら、閉まる前に立ち寄ってください。そのあとは地下鉄52番線のデ・パイプ駅から、数駅で中央駅に戻れます。

3日目:アムステルダム・ノールトか小旅行、そしてユダヤ人地区

オプション1:ノールト行きの無料フェリー

IJ川沿いのA'DAMタワーとEYE映画博物館

中央駅の裏手、IJ川側から、GVBの無料フェリーが3路線出ています。F2はIJプレイン、F3はバイクスロータウェフ、F4はNDSM造船所跡へ向かいます。歩行者も自転車も、切符なしで乗れます。昼も夜も運航しているF3に乗ると、A'DAMタワー(IJプロムナード4番地)のすぐ前に着きます。展望台は、オンラインで16.50ユーロ、現地で18.50ユーロです(4〜12歳の子どもはオンライン10.50ユーロ、現地12.50ユーロ)。空中ブランコは、オンライン7.50ユーロの追加料金で体験できます。そのあと駅に戻ってF4に乗り換え、NDSMへ。造船所跡がアトリエやストリートアート、水辺のカフェが集まる地区に生まれ変わっています。

オプション2:ザーンセ・スカンスまたはキューケンホフ

郊外に出たい方は、中央駅からローカル線に乗ると、約17分でザーンダイク・ザーンセ・スカンス駅に着き、そこから徒歩15分ほどで風車に着きます。敷地内は自由に入れますが、博物館や風車の内部は有料です。詳しくはザーンセ・スカンスのページで説明しています。春は、この小旅行の代わりにリッセにあるキューケンホフへどうぞ。公園は2027年3月18日から5月9日まで、毎日8時から19時まで開園しています(最終入場は18時15分)。ハールレムやユトレヒトなど別の街で1日過ごしたい方は、アムステルダムからの日帰り旅行をご覧ください。

午後:ユダヤ人地区

市内に戻ったら、ワーテルロープレインのエリアへ向かいます。ユダヤ文化地区には、ユダヤ歴史博物館、ポルトガル系シナゴーグ、国立ホロコースト博物館、ホランツェ・スハウブルフがあります。4か所の共通チケットは大人30ユーロ、ユダヤ歴史博物館とシナゴーグのペアチケットは20ユーロです。窓口で買うと、どちらも2ユーロ高くなります。旅の終わりに軽く回りたいなら、ペアチケットで十分です。17世紀に完成したポルトガル系シナゴーグは、今も電気を使わず、ろうそくの明かりだけで照らされています。

3日間の移動手段

アムステルダムの中心部は徒歩で回れます。トラムと地下鉄は、主にミュージアム広場、デ・パイプ、ホテルへの帰り道で使います。市内の交通網はGVBが運営しています。2026年10月に確認した料金は次のとおりです。

  • 1時間券:3.40ユーロ。トラム、バス、地下鉄で1時間乗れます。
  • 24時間券:10ユーロ。
  • 72時間券:21.50ユーロ。中心部の外に宿泊する場合、このコースに向いています。

非接触式のクレジットカードで直接乗ることもできますが、乗るときと降りるときに同じカードをかざす必要があります。自転車ももう一つのおすすめの手段です。自転車道を走り、信号を守り、駐輪は駐輪ラックにだけして、フレームは必ず頑丈な鍵でつないでください。各種の乗車券の比較は、アムステルダムの交通のガイドをご覧ください。

3日間の予算の目安

項目 大人1人の料金 備考
アンネ・フランクの家 16.50ユーロ オンラインのみ、手数料込み
国立美術館 25ユーロ 18歳未満は無料
ファン・ゴッホ美術館 25ユーロ 18歳未満は無料
A'DAMタワー 16.50ユーロ オンライン料金、現地は18.50ユーロ
ユダヤ文化地区(共通チケット) 30ユーロ 4か所、窓口では2ユーロ高い
GVB 72時間券 21.50ユーロ トラム、バス、地下鉄
IJ川のフェリー 0ユーロ 無料
合計 134.50ユーロ 食事と宿泊費は含みません

料金は2026年10月に確認したものです。A'DAMタワーをやめて、ユダヤ地区をペアチケットにすると、合計は108ユーロになります。ベギンホフ、九つの小道、ヨルダーン、フォンデル公園、アルベルト・カイプ市場、NDSMは無料です。

さらに詳しく

滞在がもっと短い場合は、アムステルダム2日間のコースか、アムステルダムで1日でできることのプランをご覧ください。美術館の1日をもっと掘り下げたい方は、美術館地区のガイドをどうぞ。