出発前に:早めに予約が必要なもの
この週末の見学のうち3つは予約が必須で、最初のものは出発の数週間前が勝負です。
- アンネ・フランクの家:チケットは、博物館のサイトでのオンライン販売のみです。毎週火曜のアムステルダム時間10時に、6週間後の1日分の全時間枠が発売されます。特定の土曜日に行きたいなら、その6週間前の火曜日に、ぴったりの時刻にアクセスしてください。時間枠はすぐになくなります。アンネ・フランクの家のページをご覧ください。
- 国立美術館(Rijksmuseum):すべての来館者が入場時間を予約する必要があり、公式チケットはオンライン販売のみです。休暇期間を除けば、数日前で足りるのが普通です。
- ゴッホ美術館:チケットは日付と時間の指定があり、時間枠ごとの定員が限られています。日程が決まったらすぐに、とくに土曜日は早めに予約してください。
夜のクルーズは、前日か当日でも予約できます。ただし、繁忙期とお祭りの夜は除きます。
| 見学先 | 予約の時期 | 大人料金 | 割引 |
|---|---|---|---|
| アンネ・フランクの家 | 6週間前の火曜10時 | 16.50ユーロ | 10~17歳は7ユーロ、9歳までは1ユーロ |
| 国立美術館 | 数日前 | 25ユーロ | 18歳未満は無料 |
| ゴッホ美術館 | 日程が決まり次第 | 25ユーロ | 18歳未満は無料 |
| 75分のクルーズ | 前日か当日 | 26ユーロから | 子ども料金は会社による |
料金は2026年10月に公式のチケット販売サイトで確認したもので、アンネ・フランクの家は予約手数料込みです。
1日目:歴史地区、アンネ・フランク、ヨルダーン

1日目は、すべて歩いて回ります。距離は短く、中央駅からダム広場まで、ダム広場からアンネ・フランクの家まで、どちらも10分ほどです。歩きやすい靴をはき、歩道に接していることの多い自転車道に注意してください。
午前:中央駅からダム広場へ
中央駅(Centraal Station)を出発して、ダムラックを下り、ダム広場へ向かいます。広場には、17世紀の旧市庁舎である王宮、新教会(Nieuwe Kerk)、第二次世界大戦の犠牲者を悼む国立記念碑が向かい合って建っています。この日に王宮が開いていれば、市民の間(Citizens' Hall)は1時間かけて見る価値があります。そうでなければ、カルファー通り(Kalverstraat)を南へ進んで、古い家々に囲まれた閉じた中庭、ベギンホフ(Begijnhof)へ。自由に入れますが、静かに見学しましょう。
その後はシンゲル運河と花市場のほうへ戻るか、西へ直進してプリンセン運河へ向かいます。シンゲルとプリンセンの間にあるナイン・ストリーツ(De 9 Straatjes)でカフェや軽い昼食をとれば、次の見学先はすぐそこです。
昼と午後:アンネ・フランクの家とヨルダーン
アンネ・フランクの家は、Prinsengracht 263-267にあり、入口はWestermarkt 20です。予約した時間枠の数分前に着くようにしましょう。アンネ・フランクと7人の人たちが1942年から1944年まで隠れ住んだ隠れ家の見学は約1時間かかります。英語による30分の導入プログラムをチケットに追加できます。すぐ隣には、ヴェステルケルク(Westerkerk)の塔がプリンセン運河の上にそびえています。
その後はプリンセン運河を渡って、ヨルダーン地区に入ります。かつての労働者街で、いまは市内でも屈指の心地よいエリアです。エヘランティールスフラハト(Egelantiersgracht)やブルームフラハト(Bloemgracht)の小さな運河、横道、中庭をたどってみましょう。土曜は、地区の北にあるノールデルマルクト(Noordermarkt)のオーガニック市が活気を添えます。食事や散策におすすめの場所は、ヨルダーン地区のガイドで詳しく紹介しています。
夕方:運河の環状地帯
夕方には、ヘーレン運河とケイザース運河を通って南へ戻ります。この2つは17世紀の3大運河のうちの2つで、運河環状地帯としてユネスコの世界遺産に登録されています。破風のある建物の正面に低い角度の光が当たるこの時間帯が、いちばんきれいです。アムステルダムの運河のページでは、運河の歴史と見逃せないビューポイントを紹介しています。夕食は、好みの雰囲気に合わせて、ヨルダーンかライツェ広場周辺でどうぞ。
2日目:ミュージアム広場、フォンデル公園、デ・パイプ

2日目は、中心部の南側で過ごします。この範囲も歩いて回れます。中央駅やダム広場からミュージアム広場へ行くには、ライツェ広場を通るトラム2番に乗ります。
午前:国立美術館かゴッホ美術館
絵画が大好きな人でなければ、2つの美術館のうち1つだけを選びましょう。どちらも2~3時間かかり、続けて回るとすぐに疲れます。国立美術館(Rijksmuseum)(Museumstraat 1)は毎日9時~17時に開館していて、レンブラントの『夜警』やフェルメールの『牛乳を注ぐ女』など、黄金時代の巨匠たちの作品が集まっています。ゴッホ美術館(Museumplein 6)は、毎日9時~18時(金曜は21時まで)開館していて、世界最大のゴッホ作品のコレクションがあります。いちばん静かな、9時の最初の時間枠を予約しましょう。
昼:フォンデル公園で一休み
ミュージアム広場から歩いて5分のフォンデル公園は、市内最大の公園で、自由に入れます。ピクニックの食べ物を買って池のほとりに腰を下ろすか、公園内のカフェで昼食をとりましょう。雨の日は、カフェのある美術館で午前の見学を延ばすほうがおすすめです。
午後:デ・パイプとアルバート・カイプ市場
その後は、徒歩約15分か、トラム12番でデ・パイプ(De Pijp)へ。アルバート・カイプ市場は、月曜~土曜にアルバート・カイプ通りに立ち、果物、チーズ、魚、温かいストロープワッフル、衣料品が並びます。日曜は休みなので注意してください。2日目が日曜にあたる場合は、2日間を入れ替えるか、デ・パイプを土曜に回しましょう。最後はサルファティ公園(Sarphatipark)と地区のカフェで締めくくります。おすすめの店は、デ・パイプ地区のガイドで紹介しています。
夜:運河クルーズ
クルーズは、2日目の終わりに取っておきましょう。夜は、ライトアップされた橋と照らされた建物の正面が、運河に別の表情を与えてくれますし、長い1日のあとに歩かなくて済みます。中央駅、ダムラック、国立美術館、ライツェ広場から出発する会社がいくつかあります。たとえばブルーボート・カンパニー(Blue Boat Company)は、ライツェ広場に近いStadhouderskade 501から出発し、定番の75分クルーズが大人26ユーロ、90分の夜のクルーズが28ユーロと表示されています(2026年10月に確認した料金)。
時間ごとのプラン
| 時間 | 1日目 | 2日目 |
|---|---|---|
| 9:00 | 中央駅、ダムラック、ダム広場 | 国立美術館またはゴッホ美術館(9時の時間枠) |
| 10:30 | 王宮またはベギンホフ | 美術館の見学の続き |
| 12:00 | ナイン・ストリーツで昼食 | フォンデル公園でピクニックかカフェ |
| 13:30 | アンネ・フランクの家(予約した時間枠) | デ・パイプへ徒歩で移動 |
| 15:00 | ヴェステルケルクとヨルダーンの散策 | アルバート・カイプ市場(日曜は休み) |
| 17:00 | ヘーレン運河とケイザース運河を歩く | サルファティ公園とデ・パイプのカフェ |
| 19:30 | ヨルダーンで夕食 | 夕食のあと、夜の運河クルーズ |
週末の移動
このプランの大部分は、歩いて回れます。長い移動には、GVBのトラムと地下鉄で、クレジットカードの非接触決済が使えます。1日に何度も乗るなら、GVBの24時間券は10ユーロ、48時間券は16ユーロです(2026年10月に確認した料金)。ここで役立つのは、ミュージアム広場行きのトラム2番、ミュージアム広場とデ・パイプを結ぶトラム12番、中央駅、ロキン、ファイツェルフラハト、デ・パイプ駅を結ぶ地下鉄52番です。レンタル自転車も選択肢のひとつですが、交通量の多い道に慣れている人向けです。すべて、アムステルダムの交通のガイドで解説しています。
さらに詳しく
1日しかないときは、アムステルダム1日モデルプランをご覧ください。もう1日あるなら、アムステルダム3日間のコースが、このプランにほかの地区とほかの美術館を加えて延長してくれます。








