デ・クライトベルク(De Krijtberg)は、正式名を聖フランシスコ・ザビエル教会(Sint-Franciscus Xaveriuskerk)といい、シンゲル(Singel)運河沿いにあるイエズス会の教会です。スパウ広場と花市場のすぐ近くにあります。運河沿いの家々に挟まれた2本のレンガの尖塔の奥には、アムステルダムで最も色彩豊かなネオ・ゴシックの内部空間が隠れています。現在の教会は建築家アルフレッド・テペ(Alfred Tepe)の設計で1881年から1883年に建てられ、17世紀の隠れ教会の跡地に立っています。入場は無料で、見学の所要時間は20〜30分です。
見どころ

シンゲル運河側のファサード
狭い敷地で場所が足りなかったため、アルフレッド・テペは高さ方向に建てました。2つの階段塔に挟まれたレンガのファサードが、隣の家々よりはっきりと高くそびえています。ヴォールトの頂部は高さ31メートルです。教会は1976年から国の記念建造物(rijksmonument)に指定されています。

彩色された身廊
内部は、トリビューン(階上席)のある3廊式のバシリカで、全面に彩色が施されています。金、緑、赤、黒だった最初の装飾は、1927年にハンス・メンゲルベルク(Hans Mengelberg)が緑、青、黄、紫、茶の色調で塗り直しました。冠の形をした六角形のシャンデリアは1906年のものです。全体は2000年に修復されました。

内陣と祭壇
五角形の内陣には、天蓋(チボリウム)を載せた金色の旧主祭壇があり、凱旋十字架を支える梁の下にあります。これらの要素と聖母の祭壇、聖体拝領台はメンゲルベルクの工房が手がけました。聖ヨセフの祭壇、説教壇、告解室はカイペルス(Cuypers)の工房の作です。
聖像
壁沿いにはイエズス会の聖人たちとメンゲルベルクの工房によるピエタが並び、1883年の聖心の像もあります。18世紀のバロック様式の聖母像は、かつての隠れ教会から移されたものです。
オルガンとステンドグラス
1905年にアデマ(Adema)が造ったオルガンは、以前の教会にあった1836年のベッツ(Bätz)製の楽器を再利用しています。入口の上には、ジゼル・ファン・ウォーターショット・ファン・デル・フラハト(Gisèle van Waterschoot van der Gracht)によるステンドグラスが2枚あり、平和(1945年)と対神徳(1946年)を表しています。
クライトベルクの隠れ教会
1654年にイエズス会士ペトルス・ラウレンティ(Petrus Laurentii)がシンゲル沿いの3軒の家を買い、いちばん大きな家の裏に隠れ教会を設けました。この家は「デ・クライトベルフ(De Crytbergh)」、つまり白亜の山と呼ばれていました。教会によれば、この名は、そこに住んだ商人の船が目指したイングランド南部の白亜の崖にちなむとされています。教会は1835年に拡張され、その後現在の建物に建て替えられて、1883年12月3日に献堂されました。
実用情報
ワンポイントアドバイス
教会が開いているのは決まった時間だけで、毎月ウェブサイトに掲載されます。訪れる前に確認してください。確実なのは、平日の正午ごろ、12:30の毎日のミサの前後に立ち寄ることです。典礼の間は後方にとどまり、写真は撮らないでください。入場は無料で、寄付は歓迎されます。車椅子では司祭館から入れます。聖具室係に事前に申し出てください。情報は2026年10月に確認したものです。
アクセス
Singel 446-448, 1017 AV Amsterdam。スパウ広場とコーニングス広場(Koningsplein)の間にあります。トラム2番・24番のコーニングス広場停留所から徒歩約3分です。 トラム4番・14番または地下鉄52番線のロキン(Rokin)から徒歩約5分です。ダム広場からは、カルファー通りとスパウ広場を通って徒歩10分ほどです。
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