西部の島々(Westelijke Eilanden)は、ヨルダーンとハーレメルダイクの北にある3つの人工島、プリンセンエイラント、レアレンエイラント、ビッケルセイラントです。1611年から1615年にかけての第3次市域拡張の際に造成され、造船所、倉庫、タール工場、ニシンの塩漬け工場が置かれました。19世紀末に大型船が登場するとこの港は時代遅れになり、第二次世界大戦後には、芸術家たちが倉庫を住居やアトリエに変えました。このエリアは無料で自由に歩いて回れ、所要時間は1時間ほどです。 静かな住宅地で、中心部の人混みとは無縁です。周囲に配慮しながら歩きましょう。
見どころ

ドリーハーリンゲンブリッヒ
白く塗られた木造の二連跳ね橋で、レアレンエイラントとプリンセンエイラントの間のレアレングラハトにかかり、歩行者と自転車専用です。名前の「三匹のニシンの橋」は、フィーアウィンデンドワルス通り1番にある、王冠をかぶった3匹のニシンの壁石に由来します。橋の上からは、岸壁に係留されたハウスボートが見渡せます。

ザンドフク
レアレンエイラントにあるウェスタードクに面した岸壁で、砂を積んだ船が荷揚げしていたことから名付けられました。ライニール・レアルが1645年から1646年にかけて、1番から14番まで番号の付いた14軒の家を建てさせました。階段状、ネックゲーブル、ベル型の切妻が並びます。14番地の壁石「In den Gouden Reael」には、カール5世の肖像が入った硬貨が描かれています。この家は1978年に団体Stadsherstelによって修復されました。

プリンセンエイラントの倉庫群
17世紀、島の倉庫にはニシン、穀物、タバコ、ワイン、塩、ピッチが貯蔵されていました。1643年からは、プリンセンエイラントスグラハト沿いにタール工場が建ち始めます。積み込み用の窓や切妻下の滑車が残るレンガ造りの倉庫の多くは、今では住居やアトリエになっています。
スロテルダイカーブリッヒとガルゲンストラート
スロテルダイカーブリッヒも木造の二連跳ね橋で、プリンセンエイラントスグラハトをまたいでスロテルダイク通りとプリンセンエイラントを結びます。1881年に建設され、1952年に同じ姿で作り直され、1995年から市の記念建造物になっています。橋の先は「絞首台の通り」を意味するガルゲンストラートで、かつてはここからIJ川の向こうにフォーレウェイクの絞首台が見えました。
散策コースの例
スロテルダイカーブリッヒから入り、ガルゲンストラートでプリンセンエイラントを横切り、ビッケルスグラハト沿いに進んだら、ドリーハーリンゲンブリッヒでレアレンエイラントに渡り、ウェスタードク沿いのザンドフクで終わります。そこからウェスターパークまで足を延ばすのもおすすめです。詳しくはウェスターパーク地区のガイドをご覧ください。
実用情報
ワンポイントアドバイス
島には人が住んでいます。小声で話し、家やハウスボートの中を撮影せず、玄関先の階段や船に座らないようにしましょう。岸壁は狭く、自転車と共用です。すぐ南のヨルダーンや、アムステルダムの運河沿いの散歩と組み合わせるのもおすすめです。
アクセス
Prinseneiland, Realeneiland, Bickerseiland, 1013 Amsterdam。ウェスタードク、鉄道線路、ハーレメルダイクの間にあります。アムステルダム中央駅からは、ウェスタードク沿いに徒歩15〜20分。バス48番(Centraal Station - Houthavens)が「Westerdoksdijk」と「Barentszplein」に停まり、島々まで徒歩数分です。 ハーレメルダイクやヨルダーンからは、ハーレメルプレインのプランシウス通りで線路の下をくぐり、スロテルダイク通りを進んでスロテルダイカーブリッヒまで行きます。
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